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伝統技術で創る「こだわり」の逸品『鉋』

鉋

木材の切削する大工道具の鉋(かんな)。

鉋は木材の表面を削って平らにするなど、建築や家具作りに必須の工具の1つです。

刃の材質だけでなく、サイズや使用場所による構造などにも違いあり、用途によって様々な種類の鉋があります。

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台付鉋

代表的なシンプルな構造の木の台に刃が打ち込まれた鉋。
単に「鉋」や「平鉋」などとも呼ばれ、大きなサイズになると「大鉋」と呼ばれます。

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替刃式鉋

鉋刃を交換できるように作られている鉋。
使い捨ての替刃などがあり、刃を研磨する手間を省けて効率的に使用できるのが特長です。

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小鉋

小鉋は用途に合わせて様々なサイズのものがあります。
造作作業や小さな部材の削り、面取りなどに使用する鉋となります。

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ハイス鋼鉋

ハイス鋼とは高速度鋼と呼ばれる非常に硬い鉄鋼材料です。
ハイス鋼鉋は、その特長から強靭な耐久力は硬木や集成材など難材に適している鉋となります。

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細工鉋・その他

細工鉋は、木工細工や落暉など細かい部分の加工に使用する鉋となります。

また鉋には、他にも溝を削る鉋やデコラ用の鉋、五徳鉋などの種類があります。

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鉋刃の鋼の違い

鉋に使用される鉋刃は、鋼の種類によって特性が変わってきます。

代表的な鋼としては、青鋼(青紙)や白鋼(白紙)、ハイス鋼といったものがあります。

それぞれ炭素やクロムの含有量によって硬度や耐久性などの違いがあり、用途や価格によって適した素材の商品を選ぶ形となります。

青紙1号鋼

鉋でよく使用される鋼としては、日立金属が開発した「安来鋼(ヤスキハガネ)」があります。

安来鋼は、炭素の含まれる量によって「青紙1号」や「青紙2号」、「白紙1号」といったように呼び名が違ってきます。

炭素が多いほど硬く、「青紙1号鋼」は、なかでも特に硬く高級鉋で最も多く使用される安定した鋼となります。

ハイス鋼(SKHなど)

ハイス鋼は、「高速度工具鋼」の事で、ハイスピードスチール(High-Speed-Steel:HSS)を省略して「ハイス鋼」と呼ばれ、JIS(日本工業規格)では「SKH」で識別されております。

特長としては、衝撃に強く、集成材等のボンドで固めた材木を削っても刃こぼれしにくい、硬度が高く、耐磨耗性にも優れた鋼となっています。

鉋台の種類

鉋の重要な部分としては、鉋刃の他にも鉋台の種類による違いがあります。

台打ち

台打ちには「普通口」と「包堀」といった種類があります。
※下記の写真は常三郎の鉋での例となります。


「普通口」は、一般的な鉋の刃口のとなります。

「包堀」は、鉋の刃先を台に包み込むような、口を狭くしている刃口のもので高級な鉋に多いです。


鉋台の樫材

鉋台の樫材には、主に「白樫」と「赤樫」が使用されます。

白樫が主なものとなり、赤樫の鉋台は原材料が手に入りにくいため、年々生産数も少なくなっています。

また、木目によって「柾目」「追柾目」といった違いがあります。

木目については、鉋によっては「摩耗のしにくさ」や「狂いにくさ」などの好みによって選択できる場合があります。

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